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1.キャラクタとは

 1つの動物や植物、乗り物などを主題として、数パターンの動作がパッケージになったswfファイルをキャラクタと呼びます。犬のキャラクタを例に上げれば、前を向いて走っている犬、右に向かって走っている犬、左に向かって走っている犬…の様な複数の行動が1つのファイルに収まっています。それぞれの行動を、キャラクタ・パターンと呼びます。

2.キャラクタ変数について

  キャラクタは、内部に変数を持っており(表2-1)、外部からその変数を変更することにより動画を再生したり、停止したり、キャラクタ・パターンを切り替えることができるようになっています。変数に関しては、全てのキャラクタに共通して、使用することができます。

表2-1 <キャラクタ変数表>
変数名
内容
mode
 mode=0; 空白表示
 mode=1; 1回再生
 mode=2; 連続再生
(それ以外は動作不定)
 フラッシュ・ムービーの停止、再生の設定をする変数。デフォルト
 は begin=2 が設定されます。
pattern
 pattern=3;  キャラクタ・パターン
  パターン番号については,以下の表2-2を参照のこと。デフォルトは
 pattern=1 が設定されます。

表2-2 <キャラクタ・パターン表>
pattern=0;
 繰り返し、ランダムなパターン
を再生します。
<参考例>
pattern=1;
移動中のアニメーション(正面)
pattern=2;
移動中のアニメーション (左向き)
pattern=3;
移動中のアニメーション (右向き)
pattern=4;
移動中のアニメーション (後面)
pattern=5;
移動中のアニメーション(上方)
pattern=6;
移動中のアニメーション (下方)
pattern=7;
停止中のアニメーション(正面)
pattern=8;
停止中のアニメーション (左向き)
pattern=9;
停止中のアニメーション (右向き)
pattern=10;
停止中のアニメーション (後面)
pattern=11;
停止中のアニメーション(上方)
pattern=12;
停止中のアニメーション (下方)